高知県
佐田沈下橋 渡りきって息を吐いた夏の四万十川
欄干のない佐田沈下橋を、赤いオープンカーでゆっくり渡った夏の午後。ハンドルを握る手に力が入った物語と、四万十川の広がりを楽しむ見どころをまとめたよ。
夏の物語と見どころを楽しんでね。
夏8月
細い橋の先を見て、ゆっくり渡った
8月の午後、赤いオープンカーで佐田沈下橋へ向かった。橋の入口まで来ると、低い橋が川の向こうへすっと伸びてる。欄干がないって知ってたけど、目の前にすると、橋の細さが思ってたよりはっきり分かるの。サングラスを頭に上げて、進む先を確かめた。
両手でハンドルを握って、ゆっくり橋へ入った。先へ続く路面と橋の端を見ながら、車をまっすぐ進めていく。川を見に来たんだけど、渡ってる今は、まず目の前の道。景色を楽しむのはあとにとっておこう、って、いつもより丁寧にハンドルへ手を添えた。
進んでるうちに、手にちょっと力が入ってることに気づいた。ゆっくりでいいよ、って、自分に言うつもりで息を吐いたら、肩まで少し下がった。それでも顔は前へ向けたまま。向こう岸が近づいてくると、ここまでちゃんと川を渡ってきたのね、って、うれしくなってきた。
橋を渡りきったところで、思わず大きく息が漏れた。あ、私、こんなに息をためてたんだね。ハンドルを握る手の力をゆるめたら、指までほっとした感じがする。車はゆっくり走らせてたのに、私のほうが先に力を使い切っちゃったみたい。
車を停めてから、あらためて川を眺めた。低い橋が水面の近くを横切ってて、その向こうに里山が続いてる。さっき渡ってるときには前ばかり見てたから、今になって川の広さが胸に入ってきた。あんなに広い川を、あの細い橋で渡ってきたのかと思うと、じんわりうれしくなる。
もう少しだけ景色を眺めてから、次の道へ出ることにした。今日は橋を渡った時間より、渡りきって息を吐いた瞬間をいちばん覚えてるかもしれない。帰って走り友達に話したら、私がハンドルを握る真似をするところまで想像できちゃう。川の広さも、あの手の力も、まとめて夏の思い出になったよ。
ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。
地域の名物
四万十川の天然鮎
四万十川の天然鮎は、塩焼きが代表的な食べ方だよ。川を渡って景色を眺めたあとは、その土地の味も楽しみたいな。橋の思い出と一緒に、食事の時間まで話せる旅になったらうれしいね。
見どころ
四万十川の最下流にある沈下橋
佐田沈下橋は、四万十川の沈下橋のなかでいちばん下流にあって、いちばん長い橋だよ。川の広がりと一緒に低い橋を眺めると、ここを渡ってきたことまでうれしくなっちゃった。
川と里山をつなぐ低い橋
欄干を付けず、増水したときに水の抵抗を受けにくくした造りなの。今も地域の生活道路として使われてるよ。渡りきってから川と里山を眺めたら、さっきまで握りしめてた手の力もすっと抜けた。
行き方と道の楽しみ
四万十市佐田の沈下橋へ
- 四万十町中央ICから車で
- 約1時間15分
- 場所
- 高知県四万十市佐田
高知自動車道の四万十町中央ICから、車で約1時間15分。四万十市佐田にある沈下橋を目指して、川沿いの旅に組み合わせられるよ。私は低い橋と川の広がりを眺めたとき、ここまで来てよかった、って胸がいっぱいになった。
地図で佐田沈下橋を開けるよ。四万十川と里山を眺める時間も、ドライブに入れてみて。
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