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日本語

全国ドライブ100選

北海道の流氷から、沖縄の青い海を渡る橋まで。いちばんきれいな季節を選んで、全国の百か所を走ってきた。名物も、少しだけ多めに食べた。

北海道11か所

金色の麦や緑の畑が帯のように続く美瑛の丘で、赤いオープンカーの横に立ち、風にあおられた麦わら帽子を押さえて笑う主人公

夏 北海道・7月中旬

美瑛の丘

風に麦わら帽子をさらわれかけて、あわてて押さえた。畑の色を数えていたのに、どこまで数えたか忘れてしまった。

作物ごとに色の違う畑が、丘いっぱいに続きます。7月中旬は麦が濃い金色に色づき、ジャガイモの白やピンクの花も見られる季節です。

公式情報 美瑛町観光協会(美瑛の小麦畑) (新しいタブで開く)美瑛町観光協会(ジャガイモの花畑) (新しいタブで開く)

見渡すかぎり流氷で白く埋まったオホーツク海と雪の断崖。夕日を眺めて白い息をはく、紺のダウンコートの主人公

冬 北海道・2月

知床・ウトロの流氷

見渡すかぎり、海が白い。夕日が沈むまで黙って見ていたら、白い息だけが先に感想を言っていた。

オホーツク海の北でできた流氷が南へ流れ、1月下旬ごろに知床半島へ着きます。ウトロ周辺では、流氷の海に沈む夕日も見られます。

公式情報 知床斜里町観光協会(流氷体験) (新しいタブで開く)

知床峠の駐車場で、雪の残る羅臼岳を指さして驚く主人公と、屋根を開けた赤いオープンカー

夏 北海道・7月下旬

知床峠

七月なのに、山に雪が残っている。思わず指さして、誰もいないのに「ほら」と言ってしまった。

斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路のいちばん高い所で、標高は738mです。7月下旬でも、山肌に残る雪の白が見えます。

公式情報 知床斜里町観光協会(知床峠) (新しいタブで開く)

利尻富士を正面に望む草原の一本道を、赤いオープンカーで走る主人公

夏 北海道・7月の朝

オロロンライン

電柱のない一本道を、ゆっくり走る。利尻富士がずっと正面にいてくれるから、ハンドルを持つ手も肩も軽い。

電柱のない直線が20数kmにわたって続く海沿いの道で、利尻島をいちばん近くに望めます。午前中は、太陽を背にして利尻島を眺められます。

公式情報 きた・北海道(稚内市西海岸オロロンライン) (新しいタブで開く)

ホタテの貝殻を敷いた白い道の上で、貝殻のかけらを空にかざして気づいた顔をする主人公。奥に笹原の丘と風車

夏 北海道・7月下旬

白い道

足もとの白いかけらを拾ってみたら、ホタテの貝殻の模様だった。三キロ全部そうらしい。急におなかがすいてきた。

稚内の名産、ホタテの貝殻を敷き詰めた約3kmの道です。緑の宗谷丘陵の中を、オホーツク海へ向かって延びています。

名物稚内のホタテ

公式情報 HOKKAIDO LOVE!(白い道) (新しいタブで開く)

立ち枯れのカラマツが並ぶ青い池の前で、水色のソフトクリームを池にかざして色を見比べ、得意げに笑う主人公

夏 北海道・7月

白金青い池

ソフトクリームを池にかざして、色を見比べた。結果は、ほぼ引き分け。味の分だけ、ソフトの勝ち。

十勝岳の防災工事でできた堰堤に水がたまり、立ち枯れのカラマツが並ぶ青い池になりました。夏季限定で、ラムネ味の「青い池ソフト」も味わえます。

名物青い池ソフト

公式情報 美瑛町観光協会(白金青い池) (新しいタブで開く)

畑と防風林の間をまっすぐ延びる天に続く道。道の先に沈む夕日へ両腕を広げる主人公の後ろ姿と、赤いオープンカー

秋 北海道・9月下旬(秋分のころ)

天に続く道

道の先に、夕日がまっすぐ沈んでいく。思わず両手を広げた。受け止められる大きさではないのに。

国道244号から334号へ、28.1kmの一直線が続きます。春分と秋分のころの年2回だけ、道の延長線上に夕日が沈みます。

公式情報 HOKKAIDO LOVE!(天に続く道) (新しいタブで開く)

摩周ブルーの湖と中島、流れる霧を背に、水色のミント味ソフトクリームを手に頬へ手を当てる主人公

夏 北海道・7月下旬

摩周湖第一展望台

湖と同じ色のソフトクリーム。ひと口なめたら、思ったよりすっとした。湖も、こんな味なのかな。

展望台の屋上デッキから、摩周湖の湖面を見下ろせます。館内のラウンジでは、湖の色をイメージしたミント味のソフトクリームが味わえます。

名物湖の色のミント味ソフト

公式情報 HOKKAIDO LOVE!(摩周湖第一展望台) (新しいタブで開く)

ガス灯と石造りの倉庫が並ぶ雪の小樽運河。水面に灯りが浮かぶ夜、雪の壁のくぼみにろうそくの灯りをそっと置く主人公

冬 北海道・2月上旬の夜

小樽運河

雪のくぼみに、灯りをそっと置いた。炎が消えないように息まで止めていたけれど、たぶん、あまり関係ない。

石造りの倉庫が並ぶ運河沿いに、63基のガス灯がともります。冬は、ろうそくの灯りで町を照らす「小樽雪あかりの路」が開かれます。

公式情報 HOKKAIDO LOVE!(小樽運河) (新しいタブで開く)おたるぽーたる(冬のイベント) (新しいタブで開く)

積丹ブルーの海へ突き出す神威岬の尾根の小道を、白い帽子をかぶって軽やかに歩く主人公の後ろ姿。先に白い灯台と神威岩

夏 北海道・7月下旬

神威岬

岬の先まで、尾根の小道を歩く。風が強いので腕を少し広げたら、体が軽くなった気がした。気のせいだと思う。

積丹半島から日本海へ突き出す、高さ80mの断崖の岬です。駐車場から先端まで約770mの遊歩道「チャレンカの小道」が続き、先端からは周囲300度を見渡せます。

公式情報 HOKKAIDO LOVE!(神威岬) (新しいタブで開く)

両側を海に挟まれてくびれた函館の街明かりを、函館山の展望台から見つめる主人公の後ろ姿。雪の冬の夜

冬 北海道・1月の夜

函館山

街の明かりが、両側の海に挟まれてきゅっとくびれている。手を胸の前で組んだまま、しばらく動けなかった。

標高334mの山頂から、津軽海峡と函館湾に挟まれてくびれた街並みを一望できます。夜は、街の光と漆黒の海の境目が見どころです。

公式情報 HOKKAIDO LOVE!(函館山) (新しいタブで開く)

東北12か所

新緑の森を流れる奥入瀬渓流の遊歩道で、膝に手をついて岩の苔をのぞき込む主人公

春 青森県・5月下旬

奥入瀬渓流

岩の上の苔が、ふかふかで気になってしまった。触らずに見るだけ、と自分に言い聞かせて、顔だけ近づけた。

流れに沿って歩道が整い、歩いて渓流を巡れます。国道102号沿いは、春は新緑、夏は緑、秋は紅葉の木々のトンネルになります。

公式情報 環境省(十和田湖・奥入瀬・八甲田周遊コース) (新しいタブで開く)

雪の津軽富士見湖に架かる木造三連の鶴の舞橋と岩木山。黒紫のぶどうの房を片目をつぶって山に重ねる主人公

冬 青森県・1月の夜明け

鶴の舞橋

冬ぶどうの房を、片目をつぶって岩木山に重ねてみた。どちらも、なだらかな三角。今日の発見、一つめ。

青森県産ひばで造られた、全長300mの日本一長い木造の三連太鼓橋で、岩木山を湖面に映す津軽富士見湖に架かります。鶴田町は、冬ぶどう「スチューベン」の作付け面積と生産量が日本一です。

名物冬ぶどう スチューベン

公式情報 Amazing AOMORI(鶴の舞橋) (新しいタブで開く)メデタイ・ツルタ(特産物・お土産) (新しいタブで開く)

白い流紋岩のとがった岩と松に囲まれた浄土ヶ浜で、しゃがんで両手ですくった海の水の透明さに驚く主人公

夏 岩手県・8月の朝

浄土ヶ浜

両手で海の水をすくったら、手のひらの線まで見えた。思わず、すくった水に「すごいね」と話しかけた。

白い流紋岩の岩が鋭く立ち並び、松の緑と岩の白、海の群青が重なります。透明度が高く、波の穏やかな浜です。

公式情報 宮古市(浄土ヶ浜) (新しいタブで開く)

縞模様の火口壁に囲まれたエメラルド色の御釜を、木の手すりに腕をのせて見下ろす主人公

夏 宮城県・山形県・7月

蔵王の御釜

火口の底に、エメラルド色の湖がある。手すりに腕をのせて、色が変わる瞬間を待ってみた。今日はずっと緑だった。

刈田岳・熊野岳・五色岳に抱かれた円い火口湖で、光によって色を変えることから「五色湖」とも呼ばれます。山頂の駐車場から2〜3分歩くと、御釜を見下ろす展望台に着きます。

公式情報 蔵王町観光物産協会(蔵王・御釜) (新しいタブで開く)

両側に高い雪の壁が続く八幡平アスピーテラインの待避所で、手袋の手を伸ばして雪の壁に触れる主人公と、幌を閉じた赤いオープンカー

春 秋田県・岩手県・4月下旬

八幡平アスピーテライン

雪の壁が、見上げるほど高い。手袋でそっと触ったら、ちゃんと冷たかった。当たり前のことに、ちゃんと感動した。

岩手と秋田にまたがって八幡平を横断する、全長約27kmの道です。春の開通のころは、道路の両側に数mの雪の壁が続きます。

公式情報 いわての旅(八幡平アスピーテライン) (新しいタブで開く)環境省 東北地方環境事務所(アスピーテラインの開通) (新しいタブで開く)

残雪の鳥海山の谷を背に、赤いオープンカーの横でいちじくの甘露煮をつまみ、甘くなった指先を見て照れ笑いする主人公

夏 秋田県・山形県・7月下旬

鳥海ブルーライン

いちじくの甘露煮をひとつ。おいしい。…指まで甘くなった。誰も見ていないか、そっと確かめた。

鳥海山の5合目、鉾立には展望台とビジターセンターがあります。にかほ市金浦地区の「北限のいちじく」は、古くから甘露煮にして親しまれてきました。

名物いちじくの甘露煮

公式情報 にかほ市観光協会(鳥海山×秋) (新しいタブで開く)にかほ市観光協会(いちじく) (新しいタブで開く)

黒板塀としだれ桜の角館の武家屋敷通りを、淡いピンクの着物で袖を押さえて歩き、桜を見上げる主人公

春 秋田県・4月下旬

角館の武家屋敷

借りた着物で、黒い塀に沿って歩く。しだれ桜を見上げると、袖が気になって、背筋が勝手に伸びた。

江戸時代の城下町の街並みが残る、国の伝統的建造物群保存地区です。桜の見頃は4月中旬から下旬で、黒塀としだれ桜が並び、周辺には着物を借りられる店もあります。

公式情報 アキタファン(角館の武家屋敷) (新しいタブで開く)

雪の銀山温泉で、ガス灯と木造の旅館を背に川沿いの足湯へ足をひたし、熱いカリーパンをほおばって湯気をはく主人公

冬 山形県・1月下旬の夕暮れ

銀山温泉

足湯につかりながら、カリーパンをひと口。熱い。でも、足も口も温かいので、今日はこれで正解だ。

銀山川の両岸に木造の温泉旅館が並び、夕暮れにはガス灯がともります。川のすぐそばの「和楽足湯」で源泉に足をひたせて、名物の「カリーパン」はおやつにぴったりです。

名物カリーパン

公式情報 やまがたへの旅(銀山温泉) (新しいタブで開く)

紅葉の岩山に立つ山寺の五大堂と納経堂を背に、串の力こんにゃくをふうふう冷ます主人公

秋 山形県・10月下旬

山寺(宝珠山立石寺)

登りきったごほうびに、力こんにゃく。ふうふう冷ましてから食べる。帰りの石段の分の力も、ここで入れておく。

860年に開かれた寺で、登山口から奥之院まで1,015段の石段が続きます。門前町では、醤油で煮た「山寺力こんにゃく」が名物です。

名物山寺力こんにゃく

公式情報 やまがたへの旅(山寺・宝珠山立石寺) (新しいタブで開く)

吾妻小富士のすり鉢状の火口のふちに立ち、風にあおられた髪を押さえて火口をのぞく主人公。奥に浄土平と紅葉

秋 福島県・10月上旬

吾妻小富士と浄土平

火口のふちから、すり鉢の底をのぞく。風に髪をあおられて、思ったより大きな声が出た。

磐梯吾妻スカイラインの浄土平は標高約1,600mで、吾妻小富士はすり鉢状の火口のふちを歩いて巡れます。紅葉は例年9月下旬から10月下旬に、標高ごとに順に色づきます。

公式情報 福島市観光ノート(浄土平周辺散策ガイド) (新しいタブで開く)福島市観光ノート(磐梯吾妻スカイライン絶景ドライブガイド) (新しいタブで開く)

雪の只見川に架かるアーチ橋と川面への映り込み。橋を渡る2両の列車を高台から指さして喜ぶ主人公

冬 福島県・1月下旬

第一只見川橋梁ビューポイント

列車が来た。思わず指さして、つま先立ちになった。手を振るかどうか、渡り終わるまで迷っていた。

只見川に架かるアーチ橋を見渡す展望地です。晴れた冬の日は深い雪に囲まれた橋が川面に映り、時間が合えば只見線の列車が渡る姿も見られます。

公式情報 Fukushima Travel(第一只見川橋梁ビューポイント) (新しいタブで開く)

関東12か所

岩礁に立つ神磯の鳥居の間から昇る朝日と砕ける白波。手を合わせて朝日に祈り、白い息をはく主人公

冬 茨城県・1月の日の出

大洗磯前神社 神磯の鳥居

鳥居の向こうから、朝日が昇ってきた。手を合わせたら、お願いより先に「ありがとう」が出た。

神磯の鳥居は、斉衡3年(856)に神が降り立ったと伝わる地に立ちます。鳥居から昇る日の出を拝みに、多くの人が訪れます。

公式情報 観光いばらき(大洗磯前神社) (新しいタブで開く)

四段の岩壁を白く凍って流れ落ちる袋田の滝を、観瀑台の手すりの前で口を開けて見上げる主人公

冬 茨城県・2月上旬

袋田の滝

滝が、止まっている。止まっているのに、迫力だけはずっと流れてくる。口が開いたまま閉じなかった。

高さ120m、幅73mの大岩壁を四段に落ちる、日本三名瀑の一つです。厳しい冬には、滝全体が真っ白に凍ることがあります。

公式情報 観光いばらき(袋田の滝) (新しいタブで開く)

一面の青いネモフィラが広がるみはらしの丘で、干し芋をかじって目を細める主人公

春 茨城県・4月下旬

国営ひたち海浜公園

丘も空も、ぜんぶ青い。その真ん中で干し芋をかじっている私だけ、きっと黄金色だ。

みはらしの丘一面をネモフィラが青く染め、空や海の青と溶け合います。園内では、ひたちなか市の名産「ほしいも」も味わえます。

名物ひたちなかのほしいも

公式情報 国営ひたち海浜公園(ネモフィラ) (新しいタブで開く)国営ひたち海浜公園(グルメ) (新しいタブで開く)

棚から垂れる紫の大藤の下で、藤色のソフトクリームを花房の隣にかざして見比べ、笑う主人公

春 栃木県・4月下旬

あしかがフラワーパーク

藤ソフトを、本物の藤の花の隣に並べてみた。色はそっくり。食べられるのは片方だけなので、そっちを選んだ。

樹齢160年におよぶ大藤が、600畳敷の藤棚いっぱいに広がります。園内では、藤の香りを楽しめるオリジナルの「藤ソフト」も味わえます。

名物藤ソフト

公式情報 あしかがフラワーパーク(ふじのはな物語) (新しいタブで開く)あしかがフラワーパーク(レストラン) (新しいタブで開く)

紅葉の谷に架かる赤レンガの四連アーチのめがね橋。橋の上の遊歩道で手すりに手を置き、谷を見下ろす小さな主人公

秋 群馬県・11月上旬

碓氷峠のめがね橋

レンガの橋の上を歩いて、手すりから谷をのぞく。紅葉が光っていて、思わず歩く速さを落とした。

レンガ造りの四連アーチ橋で、国の重要文化財です。橋の上は遊歩道「アプトの道」になっていて、11月上旬から中旬は赤レンガと紅葉が並びます。

公式情報 心にググっと観光ぐんま(碓氷峠(めがね橋)) (新しいタブで開く)安中市(めがね橋) (新しいタブで開く)

紅葉の榛名富士が湖面に映る榛名湖のほとりで、岩に座って温泉まんじゅうをほおばり、頬に手を当てる主人公

秋 群馬県・11月上旬

榛名湖と榛名富士

湖のほとりで、温泉まんじゅうをひと口。箱の空きが、いつの間にか二つになっている。おかしいな。

県立榛名公園は榛名湖を含む約395haの公園で、湖畔の散策が楽しめます。近くの伊香保温泉の「湯の花まんじゅう」は、温泉まんじゅうの元祖です。

名物湯の花まんじゅう

公式情報 心にググっと観光ぐんま(県立榛名公園) (新しいタブで開く)渋川伊香保温泉観光協会 (新しいタブで開く)

谷へ突き出した鋸山の地獄のぞきの岩の先で、柵の手すりを両手で握って下をのぞく主人公。奥に房総の山並みと東京湾

冬 千葉県・1月

鋸山の地獄のぞき

手すりをしっかり握って、少しだけ下をのぞいた。少しだけ、のつもりが、思ったより下まで見えた。

標高329mの鋸山は、稜線がノコギリの歯のように見える山です。山頂近くの「地獄のぞき」は、突き出た岩の先に立つと空中に浮いているように感じられ、房総半島や三浦半島まで見渡せます。

公式情報 ちば観光ナビ(鋸山 日本寺(地獄のぞき)) (新しいタブで開く)

レインボーブリッジの遊歩道の手すりにそっと手を置き、夜の東京湾と高層ビルの明かりを見つめる主人公

春 東京都・4月下旬の夜

レインボーブリッジ遊歩道

橋の遊歩道から、夜の東京を眺める。いつも走っている湾岸の明かりなのに、歩いて見ると、少しだけ胸が熱くなった。

レインボーブリッジの遊歩道からは、行き交う客船や臨海副都心の夜景が見えます。

公式情報 東京都港湾局(レインボーブリッジ) (新しいタブで開く)

海から昇る朝日に照らされた西湘バイパスの高架を、赤いオープンカーで走る主人公。手前に小石の浜と白波

冬 神奈川県・1月の夜明け

西湘バイパス

海から昇る朝日がまぶしくて、少しだけ目を細める。波の音を聞きながら、いつもよりゆっくり走った。

海のすぐ脇を通る道で、下りの西湘PAでは海風を感じながら食事ができます。

公式情報 NEXCO中日本(西湘PA(下り)) (新しいタブで開く)

噴煙の上がる雪の大涌谷の駐車場で、赤いオープンカーの横に立ち、殻を半分むいた黒たまごを手に山を見つめる主人公

冬 神奈川県・1月

大涌谷

黒たまごの殻をむくと、中は真っ白。噴煙の上がる山と見比べながら、どうやって黒くなったのか考えていた。

黒たまごは、生の卵を約80度の温泉池で約1時間ゆで、約100度で15分蒸すと殻が黒くなります。ロープウェイの眼下には、荒涼とした大地と噴煙が広がります。

名物黒たまご

公式情報 大涌谷くろたまご館(黒たまごができるまで) (新しいタブで開く)大涌谷くろたまご館(大涌谷のみどころ) (新しいタブで開く)

日が沈んだあとの七里ヶ浜。江の島と夕焼けに浮かぶ富士山のシルエットを見つめる、クリーム色のコートの主人公の後ろ姿

冬 神奈川県・1月下旬の夕暮れ

七里ヶ浜

日が沈んだあとの海で、富士山の影をずっと見ていた。コートのポケットの中で、指先だけが少し寒かった。

江の島と鎌倉の間にある、相模湾に面した約2.9kmの浜です。夕暮れには、富士山のシルエットが浮かびます。

公式情報 観光かながわNOW(七里ヶ浜) (新しいタブで開く)

中部17か所

白い2本の主塔の新湊大橋と帆船、雪の立山連峰を背に、紅ズワイガニの脚をはさみで切る場所を真剣に探す主人公

冬 富山県・2月上旬

新湊大橋

紅ズワイガニの脚に、はさみを入れる場所を真剣に探す。正解がわからないまま、もう一分たった。

主塔の高さ127mの斜張橋で、上が車道、下が歩行者通路「あいの風プロムナード」の2層です。新湊の名物は紅ズワイガニで、12月から5月は橋から冠雪した立山連峰が見えます。

名物紅ズワイガニ

公式情報 とやま観光ナビ(新湊大橋) (新しいタブで開く)とやま観光ナビ(新湊大橋と内川散策) (新しいタブで開く)

けあらしの立つ富山湾と女岩、海越しの雪の立山連峰。幌を閉じた赤いオープンカーの横で、腕を抱えて白い息をはく主人公

冬 富山県・2月の早朝

雨晴海岸

白い息をはいたら、海の向こうの山も白かった。寒くて腕を抱えているのに、顔だけはにやけていた。

海越しに、標高3,000m級の立山連峰と女岩を望む海岸です。寒暖差のある冬の朝には、海面に気嵐が立ちます。

公式情報 とやま観光ナビ(国定公園 雨晴海岸) (新しいタブで開く)

夕日の千里浜で、砂浜に停めた赤いオープンカーのそば、浜焼きの皿を高く掲げて寄せる波から跳ねて逃げる主人公

夏 石川県・8月の夕方

千里浜なぎさドライブウェイ

浜焼きを持ったまま、寄せてきた波から跳ねて逃げた。お皿は高く上げたので、いかは無事だ。

波打ち際を車で走れる、国内でただ一つの砂浜です。夕方には水平線に沈む夕日が見られ、周辺では焼きいかやはまぐりなどの浜焼きが味わえます。

名物千里浜の浜焼き

公式情報 ほっと石川旅ねっと(千里浜なぎさドライブウェイ) (新しいタブで開く)ほっと石川旅ねっと(千里浜周辺の観光スポット) (新しいタブで開く)

夕日を映す白米千枚田の水田と日本海。赤いオープンカーの横で、金の模様が光る輪島塗の箸をかざして喜ぶ主人公

春 石川県・5月上旬の日没

白米千枚田

工房で作った輪島塗の箸を、夕日にかざす。金の線がきらっと光った。自分で彫ったのが、まだ信じられない。

急な斜面に1004枚の小さな田が段々に重なり、海へ広がります。田植えの季節は日本海に沈む夕日が棚田を茜色に染め、輪島では沈金の「My箸づくり体験」もできます。

名物輪島塗の箸

公式情報 ほっと石川旅ねっと(白米千枚田) (新しいタブで開く)輪島たび結び(My箸づくり体験) (新しいタブで開く)

紅葉の山に囲まれた三方五湖と若狭湾を背に、空色のソフトクリームを片目をつぶって湖の青と見比べる主人公

秋 福井県・11月上旬

三方五湖レインボーライン

ブルーソフトを湖にかざして、どっちが青いか片目で判定中。今のところ、湖が少しリード。

日向ゲートから海山ゲートまで続く全長11.4kmの道で、山頂公園のテラスからは三方五湖と若狭湾を360度見渡せます。名物は、甘塩味のブルーソフトです。

名物ブルーソフト

公式情報 福井 レインボーライン(レインボーラインとは) (新しいタブで開く)福井 レインボーライン(ショップ・フード) (新しいタブで開く)

柱状節理の断崖に荒波が砕ける冬の東尋坊で、強い海風に髪とマフラーをあおられながらホタテの串焼きを守って笑う主人公

冬 福井県・1月中旬

東尋坊

ホタテの串焼きを守ったら、髪とマフラーが顔に全部かかった。前は見えないけれど、ホタテは無事だ。

海岸線に約1kmにわたって、五角形や六角形の巨大な柱状節理が続きます。東尋坊商店街では、イカやホタテなどの浜焼きを食べ歩けます。

名物ホタテの浜焼き

公式情報 ふくいドットコム(東尋坊の楽しみ方ガイド) (新しいタブで開く)

展望デッキから見る朱色の五重塔と満開の桜、雪の富士山。階段を上りきって膝に手をつき、息をはずませて笑う主人公

春 山梨県・4月中旬の朝

新倉山浅間公園

三百九十八段、のぼりきった。息はまだ整わないけれど、富士山と五重塔と桜が、全部そろって待っていてくれた。

新倉富士浅間神社の境内から398段の階段を上ると展望デッキに着き、富士山と朱色の五重塔(忠霊塔)を一緒に望めます。春は桜が彩ります。

公式情報 富士の国やまなし観光ネット(新倉山浅間公園) (新しいタブで開く)

紅葉の斜面を巡る志賀草津高原ルートのカーブを、赤いオープンカーで落ち着いて走る主人公

秋 長野県・群馬県・10月上旬

渋峠(志賀草津高原ルート)

日本でいちばん高い国道を、紅葉の中でゆっくり曲がる。看板を見つけたら、ちゃんと頷くつもりでいる。

国道292号の渋峠は標高2172mで、国道でいちばん高い峠です。紅葉は9月下旬から高い所で色づき始め、見頃は例年10月上旬ごろです。

公式情報 北信州からごきげんよう(渋峠は標高2172m) (新しいタブで開く)志賀高原(紅葉) (新しいタブで開く)

苔むした原生林の木道にしゃがみ、足もとの苔をのぞき込む主人公。奥に紅葉に囲まれた白駒の池

秋 長野県・10月上旬

白駒の池(麦草峠)

木道にしゃがんで、苔をのぞく。小さな森が、もう一つ足もとにあった。

標高2,100m以上にある白駒の池へは、国道299号沿いの駐車場から歩いて約15分です。樹齢数百年の原生林の地面を、一面の苔がおおっています。

公式情報 佐久穂町観光協会(白駒の池・苔と原生林) (新しいタブで開く)

朝霧の上がる御射鹿池の鏡のような水面に森が映る早朝、手で口元を隠して小さくあくびをする主人公

夏 長野県・6月中旬の早朝

御射鹿池

早起きしたぶん、あくびが出た。池が静かすぎて、あくびの音まで聞こえた気がする。

四季折々の景色を、鏡のような湖面に映す池です。東山魁夷の『緑響く』のモチーフになりました。

公式情報 Go NAGANO(御射鹿池) (新しいタブで開く)

朱色の欄干の桜雲橋と濃いピンクのタカトオコヒガンザクラ。桜の天井を見上げてうっとりする主人公

春 長野県・4月中旬

高遠城址公園

見上げると、空がぜんぶ桜色だった。肩かけのかばんを握ったまま、しばらく動けなかった。

「天下第一の桜」と呼ばれる桜の名所です。高遠固有のタカトオコヒガンザクラは花がやや小ぶりで色が濃く、満開になると空をおおいます。

公式情報 Go NAGANO(高遠城址公園) (新しいタブで開く)

深い雪に覆われた白川郷の合掌造りの集落で、手袋の手を広げて降る雪を受けて笑う主人公

冬 岐阜県・2月

白川郷

手袋を広げて、雪を受けてみる。合掌造りの屋根も、私の手のひらも、同じ雪で白くなっていく。

荻町には合掌造りが59棟残り、勾配が60度近い茅葺きの屋根が、庄川に沿って同じ向きに並びます。12月下旬から2月下旬は、雪の積もった集落が見られます。

公式情報 白川村役場(荻町合掌造り集落) (新しいタブで開く)白川郷観光協会 (新しいタブで開く)

ピンクや黄色の花が咲く伊吹山の山頂のお花畑と眼下の琵琶湖を背に、溶けて垂れるよもぎソフトをあわててなめる主人公

夏 岐阜県・滋賀県・7月下旬

伊吹山ドライブウェイ

よもぎソフトが、夏の日差しで急いで溶けていく。景色を見るのは、食べ終わってからにする。

7月中旬から8月初めは、山頂一帯がピンクのシモツケソウなどのお花畑になり、展望テラスからは西に琵琶湖を望めます。山頂駐車場では、伊吹山麓産のよもぎ粉を使った「伊吹よもぎソフト」が味わえます。

名物伊吹よもぎソフト

公式情報 伊吹山ドライブウェイ(四季を楽しむ) (新しいタブで開く)伊吹山ドライブウェイ(スカイテラス伊吹山) (新しいタブで開く)

眼下に相模湾と熱海の町が広がる伊豆スカイラインの駐車場で、赤いオープンカーの横に立ち、両腕を伸ばして深呼吸する主人公

春 静岡県・3月下旬

伊豆スカイライン

長い尾根道を走り終えて、両腕をうんと伸ばす。眼下の熱海の町まで、深呼吸が届きそうだった。

熱海峠から天城高原までの尾根を走る全長40.6kmの道で、相模湾や駿河湾を眺めながら走れます。滝知山の駐車場からは、眼下に熱海の市街が広がります。

公式情報 静岡県道路公社(伊豆スカイライン) (新しいタブで開く)静岡県道路公社(夜景) (新しいタブで開く)

エメラルド色の湖に架かる細い夢のつり橋の上で、両手でワイヤーを握り、こわごわ下をのぞく主人公。周りは紅葉の山

秋 静岡県・11月中旬

夢のつり橋

橋が揺れるたびに、ワイヤーを握り直す。こわいのに、下の湖の色から目が離せない。

大間ダム湖に架かる全長90m、高さ約8mの吊り橋で、エメラルドグリーンの湖面の上を渡ります。紅葉は例年11月が見頃です。

公式情報 Hello Navi(夢のつり橋) (新しいタブで開く)

燃えるような紅葉と朱色の待月橋の香嵐渓で、五平餅をほおばり、口元のたれを指でぬぐって照れ笑いする主人公

秋 愛知県・11月中旬

香嵐渓

五平餅を大きくひと口。口の端にたれがついていたのに気づいて、こっそり指でぬぐった。たぶん、ばれていない。

秋には約4千本の木々が赤や黄色に色づき、巴川の川面を彩ります。豊田は五平餅の発祥の地として有力で、香嵐渓の赤い橋のすぐ近くにも五平餅の店があります。

名物五平餅

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近畿12か所

紅葉したメタセコイアが両側に並ぶ一本道を、赤いオープンカーでゆっくり走る主人公

秋 滋賀県・11月下旬

メタセコイア並木

メタセコイアの並木を、ゆっくり走る。両側がずっと同じ色なので、進んでいるのか、ときどき確かめたくなった。ちゃんと進んでいた。

マキノピックランドを通る県道に、約2.4kmにわたって約500本のメタセコイアが並びます。春の芽吹き、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸木と、季節ごとに姿を変えます。

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紅葉の夢見が丘展望台で、手すりにほおづえをついてびわ湖と大津の町を眺める主人公。後ろに赤いオープンカー

秋 京都府・滋賀県・11月中旬

比叡山ドライブウェイ 夢見が丘

手すりにほおづえをついて、びわ湖を眺める。考えごとをしていたはずなのに、気づいたら何も考えていなかった。

田の谷峠ゲートから約2kmの夢見が丘展望台からは、大津の町とびわ湖の南湖周辺を一望できます。秋は紅葉が彩ります。

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傘松公園から見下ろす天橋立の松並木と宮津湾。ベンチで智恵の餅をかじり、のびる餅に笑う主人公

春 京都府・5月上旬

傘松公園(天橋立)

智恵の餅をひと口かじったら、餅がどこまでものびた。智恵がつく前に、笑ってしまった。

天橋立を北側から一望でき、昇り龍のように見える「昇龍観」で知られます。「股のぞき」発祥の地で、天橋立名物の「智恵の餅」も味わえます。

名物智恵の餅

公式情報 天橋立観光協会(傘松公園) (新しいタブで開く)天橋立観光協会(グルメ) (新しいタブで開く)

雪の山並みに囲まれた伊根湾の舟屋を見下ろす高台で、赤いオープンカーの横に立ち、手袋の手で雪を受けて笑う主人公

冬 京都府・1月

伊根の舟屋

雪がひらひら落ちてきて、手のひらで受けた。舟屋の並ぶ湾が、静かに白くなっていく。

伊根湾の沿岸に、約230軒の舟屋が並びます。1階は船をしまう場所で、2階はかつて網の干し場や漁具の置き場でした。

公式情報 伊根町観光協会(伊根の舟屋とは) (新しいタブで開く)

夕日に染まる嵐山の紅葉と渡月橋に向かって、ベレー帽を押さえながら河原の道を小走りする主人公

秋 京都府・11月下旬の夕方

渡月橋

ベレー帽を押さえて、橋まで小走り。紅葉の山が夕日に光っていて、足が勝手に急いだ。

桜と紅葉の名所、嵐山を水面に映す大堰川に架かる橋です。今の橋は昭和9年(1934)に完成し、嵐山の景色にとけ込むように設計されました。

公式情報 京都府観光連盟(渡月橋) (新しいタブで開く)

ライトアップされた明石海峡大橋を望む舞子の遊歩道の階段で、明石焼きをほおばり、熱さに頬をふくらませる主人公

冬 兵庫県・2月の夜

明石海峡大橋

明石焼きをだしにつけて、ひと口。熱くて、ほっぺたがふくらんだ。橋の灯りが、少しにじんで見えた。

全長3,911mの吊り橋で、夜は橋全体がライトアップされます。明石焼きは、ふわふわの卵の生地でタコを包み、だし汁につけて食べる名物です。

名物明石焼き

公式情報 兵庫観光ナビ(明石海峡大橋) (新しいタブで開く)兵庫観光ナビ(兵庫の名物グルメ) (新しいタブで開く)

朝日に照らされた雲海に浮かぶ竹田城跡を、向かいの山の岩場から見つめる主人公の後ろ姿

秋 兵庫県・11月上旬の夜明け

竹田城跡

雲の海に、お城が浮かんでいる。寒さで袖に手を引っこめたまま、音を立てないように見ていた。

標高353mの山頂に残る城跡で、晩秋のよく晴れて冷え込んだ朝には雲海に浮かびます。向かいの立雲峡から眺めるのがおすすめです。

公式情報 兵庫観光ナビ(竹田城跡) (新しいタブで開く)

柳と石の太鼓橋が並ぶ城崎温泉の川沿いで、浴衣に羽織を重ね、湯気の立つカニまんをほおばる主人公

冬 兵庫県・12月上旬

城崎温泉

浴衣に羽織で、カニまんをほおばる。温泉に入る前なのに、もう体が温まってしまった。

柳並木の川に石の太鼓橋が架かる温泉町で、宿で浴衣を借りて町を歩くのが楽しみ方です。11月から3月のカニの季節には、土産物店の店先でカニまんが売られます。

名物カニまん

公式情報 Visit Kinosaki(浴衣で町歩き) (新しいタブで開く)Visit Kinosaki(城崎のカニの季節) (新しいタブで開く)

日没後の曽爾高原。ススキの草原の底のお亀池を灯籠の灯りが囲み、懐中電灯を胸に抱えて一番星を見上げる主人公

秋 奈良県・10月下旬の日没後

曽爾高原

懐中電灯を胸に抱えたまま、まだつけていない。灯籠と一番星で、今はちょうどいい明るさだから。

倶留尊山のふもとに、約40haのススキの草原が広がります。秋の「曽爾高原山灯り」では、日没からお亀池の周りに200個の灯籠がともります。

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山肌に咲き重なる吉野山の桜と金峯山寺の大屋根を背に、ベンチで柿の葉寿司の葉を真剣にほどく主人公

春 奈良県・4月中旬の朝

吉野山

柿の葉を、一枚ずつていねいにほどく。桜より先に寿司に夢中になって、少し申し訳ない。

シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が、下千本から奥千本へと咲き上がります。吉野山では、塩でしめた鯖を柿の葉で包む柿の葉寿司も名物です。

名物柿の葉寿司

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朱色の三重塔の奥に一筋に落ちる那智の滝。寺の境内で手を前に重ね、滝を見上げる主人公

春 和歌山県・4月下旬

那智の滝

滝に小さくおじぎをしてから、顔を上げた。水の音が大きくて、頭の中のおしゃべりまで静かになった。

落差133m、幅13mの滝で、飛瀧神社の御神体です。青岸渡寺の本堂の後ろからは、那智の滝と朱塗りの三重塔を一緒に眺められます。

公式情報 和歌山県公式観光サイト(那智の滝) (新しいタブで開く)和歌山県公式観光サイト(那智山青岸渡寺) (新しいタブで開く)

中国9か所

ブナの紅葉の奥にそびえる大山の南壁を、赤いオープンカーのそばで見上げる主人公の後ろ姿

秋 鳥取県・10月下旬

鍵掛峠

大山の南壁を、黙って見上げる。壁というより、空の一部が切り立っているみたいだった。

標高約910mの峠で、手前のブナ林の奥に、壁のような大山の南壁を望めます。10月末からは七色の紅葉が彩ります。

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雪の積もった鳥取砂丘の斜面を、両腕を広げてのぼる主人公の後ろ姿。足あとが続き、奥に日本海

冬 鳥取県・1月下旬

鳥取砂丘

雪の砂丘を、両腕を広げてのぼっていく。振り返ったら、足あとが一本だけ、まっすぐ続いていた。

鳥取砂丘は、夕日や星空とともに、雪の景色も四季の見どころです。

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日本海に面した岩の岬に立つ白い出雲日御碕灯台へ、遊歩道を鼻歌まじりに歩く主人公

夏 島根県・8月上旬

出雲日御碕灯台

灯台まで、鼻歌まじりで歩く。白くて、背が高くて、近づくほど見上げる角度が増えていった。

地面から塔頂まで43.65mで、日本一の高さを誇る灯台です。島根半島のいちばん西にあり、灯台の上は展望台になっています。

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亀老山から見下ろす、日が沈んだあとの来島海峡と灯りのともる三連の吊り橋。階段に座って膝を抱え、橋を眺める主人公

広島県・愛媛県・日が沈んだあと

来島海峡大橋(しまなみ海道)

階段に座って、三つ続く吊り橋が灯るのを見ていた。今日走った道を、上から確かめているみたいだった。

来島海峡大橋は、三つの吊り橋が連なる総延長4.1kmの「世界初の三連吊橋」です。大島の亀老山展望公園から、橋と海峡の潮流を見渡せます。

公式情報 しまなみ海道(来島海峡大橋) (新しいタブで開く)今治市(亀老山展望公園) (新しいタブで開く)

石の常夜燈と雁木の並ぶ鞆の浦の港で、紙に包んだ肉厚の鯛ちくわをほおばり、目を閉じて味わう主人公

春 広島県・4月下旬

鞆の浦

鯛ちくわを大きくひと口。思っていたより、ずっと分厚い。港町の名物は、期待を裏切らない。

江戸時代の豪商の屋敷や町家が並ぶ、古くからの潮待ちの港町です。鞆の浦といえば鯛で、土産に人気の「鯛ちくわ」は普通のちくわより肉厚です。

名物鯛ちくわ

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エメラルドとコバルトの海を渡る白い角島大橋。鳩島のそばを赤いオープンカーで走る小さな主人公

夏 山口県・7月

角島大橋

海の色が、橋の左と右で違って見える。運転中なので、確かめるのは帰り道にする。

本土と角島を結ぶ長さ1,780mの橋で、鳩島を避けるように流れる線を描きます。渡った先の角島は、白い砂浜とコバルトブルーの海に囲まれた島です。

公式情報 山口県 いんふらまるごとマネジメント(角島大橋) (新しいタブで開く)おいでませ山口へ(角島) (新しいタブで開く)

白い石灰岩が点々と顔を出す秋吉台の金色の草原を、夕日の中、赤いオープンカーでゆっくり走る主人公

秋 山口県・11月上旬

秋吉台

白い岩が、草原で昼寝をしている羊に見える。数えたら眠くなりそうなので、前を見て走った。

日本最大級のカルスト台地で、草原から白い石灰岩が羊の群れのように顔を出します。11月は、草原が赤や黄金色に輝く草紅葉の季節です。

公式情報 おいでませ山口へ(秋吉台) (新しいタブで開く)

五連の木造アーチの錦帯橋と桜、山上の岩国城を背に、赤いオープンカーの横で白いソフトクリームを誇らしげに掲げる主人公

春 山口県・4月上旬

錦帯橋

二百種類のソフトクリームから、悩みに悩んで、白いのを選んだ。後悔はしていない。たぶん。

長さ193.3mの五連アーチの木造橋で、1673年に創建されました。春は約1500本の桜が咲き、名物のソフトクリームは定番から変わり種まで200種類そろいます。

名物錦帯橋のソフトクリーム

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四国8か所

大鳴門橋の橋桁の中の遊歩道で、手すりに手をかけ、ガラスの床から真下の渦潮をのぞいて胸に手を当てる主人公

春 徳島県・4月

渦の道(大鳴門橋)

ガラスの床から、真下の渦潮をのぞく。胸に手を当てたのは、こわいからではなく、たぶん感動のほうだ。

大鳴門橋の橋桁の中にある全長450mの海上遊歩道で、海面からの高さは45mです。ガラスの床から、真下の渦潮を眺められます。

公式情報 鳴門市うずしお観光協会(大鳴門橋と渦潮) (新しいタブで開く)

紅葉の渓谷に架かる、つるで編んだ祖谷のかずら橋を見上げ、でこまわしの串を握りしめて決意する主人公

秋 徳島県・11月中旬

祖谷のかずら橋

でこまわしを、お守りみたいに握りしめる。この橋を渡りきったら食べる、と決めた。

シラクチカズラで作られた、長さ45m、幅2m、水面からの高さ14mの吊り橋で、3年ごとに架け替えられます。祖谷では、じゃがいもや豆腐、こんにゃくを竹串に刺してみそだれで焼く「でこまわし」が名物です。

名物でこまわし

公式情報 阿波ナビ(祖谷のかずら橋) (新しいタブで開く)大歩危祖谷ナビ(名物) (新しいタブで開く)

夕日と空を鏡のように映す父母ヶ浜の潮だまりで、サンダルを手に片足立ちで両腕を広げ、笑う主人公

夏 香川県・7月の日没

父母ヶ浜

片足で立って、両腕を翼みたいに広げてみる。潮だまりに映った自分が、思ったより鳥っぽくなくて笑った。

約1kmのロングビーチで、燧灘に沈む夕日と、潮だまりに鏡のように映る景色で知られます。日の入り前後の約30分が、いちばんのおすすめの時間です。

公式情報 うどん県旅ネット(父母ヶ浜) (新しいタブで開く)

夕日が伊予灘に沈む下灘駅のホームで、ベンチに座ってみかんをむく手を止め、海を眺める主人公

冬 愛媛県・12月中旬の夕暮れ

JR下灘駅

ベンチでみかんをむいていたら、夕日が沈みはじめた。むく手を止めて、最後まで見届けた。みかんは、そのあとで。

ホームのすぐ前に伊予灘が広がる海辺の駅で、夕暮れには夕日に照らされた黄金の海を眺められます。愛媛といえば、やっぱりみかんです。

名物愛媛のみかん

公式情報 いよ観ネット(JR下灘駅) (新しいタブで開く)いよ観ネット(愛媛のみかん) (新しいタブで開く)

夕暮れの道後温泉本館と赤く光る屋上の振鷺閣を見上げ、三色の坊っちゃん団子を手にほほえむ主人公

春 愛媛県・4月上旬の夕方

道後温泉本館

坊っちゃん団子を、振鷺閣の赤い灯りに並べてみた。三色とも、この建物によく似合う。

城郭式の木造三層楼で、建物全体が国の重要文化財です。屋上の振鷺閣では日に3回刻太鼓が打たれ、館内ではお茶と坊っちゃん団子が楽しめます。

名物坊っちゃん団子

公式情報 いよ観ネット(道後温泉本館) (新しいタブで開く)

白い石灰岩と草原、放牧の牛が広がる四国カルストの尾根の道を、赤いオープンカーで鼻歌まじりに走る主人公

夏 愛媛県・高知県・8月

四国カルスト

高原の風が気持ちよくて、気づいたら鼻歌を歌っていた。牛たちには、たぶん聞こえていない。

愛媛と高知の県境に、東西約25km、標高1,000mから1,500mの高原が続きます。春から秋は牛が放牧され、白い石灰岩とススキやササの草原が広がります。

公式情報 久万高原町観光協会(四国カルスト) (新しいタブで開く)ゆすはら雲の上観光協会(四国カルスト) (新しいタブで開く)

笹原と紅葉の稜線をうねる1車線のUFOライン。石鎚山を望み、赤いオープンカーにもたれて湯気の立つカップを持つ主人公

秋 高知県・10月中旬

UFOライン

車にもたれて、魔法びんのお茶を飲む。稜線の道がどこまでも続いていて、湯気までのんびりしている。

標高1,300mから1,700mの稜線を走る、全長約27kmの1車線の道です。石鎚山を背景に、道と笹原が伸びていきます。

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欄干のない佐田沈下橋を、赤いオープンカーでゆっくり慎重に渡る主人公。緑の山と青い四万十川

夏 高知県・8月

佐田沈下橋

欄干のない橋は、いつもより丁寧に。サングラスを頭に上げて、橋の端をしっかり見ながら渡った。

四万十川の沈下橋のなかで、いちばん下流にあり、いちばん長い橋です。増水したときに沈んで流されないよう、欄干のない造りになっています。

公式情報 こうち旅ネット(佐田沈下橋) (新しいタブで開く)

九州15か所

ライトアップされた旧門司税関と関門橋の夜景。赤いオープンカーのドアに手を置き、うっとり眺める主人公

冬 福岡県・12月の夜

門司港レトロ

車のドアに手を置いたまま、光る関門橋を眺める。帰る時間なのに、なかなか乗りこめない。

明治から昭和初期の建物が今も残る港町です。和布刈公園の第二展望台からは、ライトアップされた関門橋を眺められます。

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夕日を映して金色に光る浜野浦の棚田と玄界灘。棚田沿いの道を赤いオープンカーで走る主人公

春 佐賀県・5月上旬の夕方

浜野浦の棚田

棚田がぜんぶ、夕日を映している。前を見て運転しているのに、横がまぶしくて、ちょっと得した気分だ。

玄界灘の海岸から階段のように駆け上がる、11.5ha、283枚の棚田です。代かきから田植えの時期は、夕陽で水田がオレンジ色に染まります。

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紅葉の仁田峠と遠くの有明海を背に、一枚のままきれいにむけた温泉たまごの殻を掲げて得意げに笑う主人公

秋 長崎県・11月上旬

雲仙 仁田峠

温泉たまごの殻が、一枚のままきれいにむけた。見せる相手がいないので、殻だけ空に掲げておく。

全長11.3kmの仁田峠循環道路は紅葉の名所で、10月末から見頃を迎えます。雲仙地獄では、地獄の蒸気で蒸しあげた温泉たまごが名物です。

名物雲仙の温泉たまご

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小さな島々の間に架かる天草五橋の一つを背に、天草どら焼きをほおばって目をつぶる主人公

夏 熊本県・7月下旬

天草五橋

どら焼きをひと口。粒あんがぎっしりで、目をつぶったまま、しばらく開けられなかった。

昭和41年に開通した、九州本土と天草の島々を結ぶ全12kmの5つの橋で、「天草パールライン」の愛称で親しまれています。道の駅には、粒あんがぎっしり詰まった天草どら焼きの菓舗もあります。

名物天草どら焼き

公式情報 もっと、もーっと!くまもっと。(天草五橋) (新しいタブで開く)

夕焼けに染まる御輿来海岸の干潟の曲線模様を背に、赤いオープンカーの横で網田ネーブルを空に並べる主人公

冬 熊本県・2月中旬の夕暮れ

御輿来海岸

網田ネーブルを、夕焼けに並べてみた。どちらも、きれいなオレンジ色。今日の夕焼けは、たぶん甘い。

干満の差が大きく、潮が引いた砂地に、風と波がつくる曲線が浮かびます。1月から4月は夕陽に染まる干潟が見事で、近くの道の駅では100年を超える歴史をもつ名産「網田ネーブル」が紹介されています。

名物網田ネーブル

公式情報 もっと、もーっと!くまもっと。(御輿来海岸) (新しいタブで開く)

幅の広い水のカーテンが落ちる鍋ヶ滝の裏側で、しぶきに手を伸ばして笑う主人公。向こうに新緑の森

夏 熊本県・6月下旬

鍋ヶ滝公園

滝の裏側から、水のカーテンに手を伸ばす。冷たくて肩がすくんだのに、なぜかもう一回伸ばしていた。

落差約10m、幅約20mの滝で、阿蘇の巨大噴火でできた溶岩の段差から、カーテンのように水が落ちます。滝の裏側に入って眺められます。

公式情報 もっと、もーっと!くまもっと。(鍋ヶ滝公園) (新しいタブで開く)

噴気を上げる硫黄山と三俣山へ向かうタデ原湿原の木道を、腕を振って元気に歩く主人公

夏 大分県・6月上旬

やまなみハイウェイ 長者原

木道を、腕を振って歩く。正面の山から白い湯気が上がっていて、山もひと休み中みたいだ。

長者原では、噴気を上げる硫黄山を正面に、三俣山と星生山が両脇に並びます。6月はミヤマキリシマが山を彩り、タデ原湿原には木道が延びています。

公式情報 環境省(やまなみハイウェイコース) (新しいタブで開く)九重町(観光スポット) (新しいタブで開く)

夜の鉄輪の湯けむりと町明かりを望む展望台で、幌を閉じた赤いオープンカーの横、地獄蒸しプリンを味わって目を丸くする主人公

冬 大分県・1月の夜

湯けむり展望台

地獄蒸しプリンをひと口。カラメルがほろ苦くて、思わず目が丸くなった。夜の湯けむりを見ながらだと、少し大人になった気がする。

鉄輪の湯けむりと鶴見岳、扇山を一望できる展望台で、土日祝の夜は湯けむりがライトアップされます。別府では、温泉の蒸気で蒸す地獄蒸しプリンも名物です。

名物地獄蒸しプリン

公式情報 おんせん県おおいた(湯けむり展望台) (新しいタブで開く)別府たび(地獄で蒸した天国のプリン) (新しいタブで開く)

紅葉の森が映るコバルトブルーの六観音御池と奥の韓国岳を、スマホを構えて真剣に撮る主人公

秋 宮崎県・11月上旬

えびの高原 六観音御池

湖に映る紅葉を、スマホで真剣に撮る。水面と本物、どちらを主役にするかで、もう三枚撮った。

六観音御池は、直径500m、水深14mのコバルトブルーの火口湖です。紅葉の季節には、対岸の紅葉が湖面に映えます。

公式情報 環境省(えびの高原池巡りコース) (新しいタブで開く)

フェニックスの並木と鬼の洗濯板の海を背に、溶けて垂れるマンゴーソフトを手のひらで受けてあわてる主人公

夏 宮崎県・8月

堀切峠

南国の日差しに、マンゴーソフトが負けそうだ。たれてきた一滴を手のひらで受けて、私も少しあわてた。

国道220号沿いの峠で、フェニックスの並木と青い海が広がり、海岸を見下ろすと奇岩「鬼の洗濯板」が続きます。近くの道の駅フェニックスでは、みやざきマンゴーなど宮崎ならではの味のソフトクリームが楽しめます。

名物マンゴーソフト

公式情報 みやざき観光ナビ(堀切峠) (新しいタブで開く)みやざき観光ナビ(道の駅フェニックス) (新しいタブで開く)

草原で草を食む御崎馬の親子と白い都井岬灯台。そばの道を赤いオープンカーでゆっくり走り、子馬に気づいて顔を輝かせる主人公

春 宮崎県・4月下旬

都井岬

道のそばに、子馬がいた。声が出そうになったけれど、驚かせないように、もっとゆっくり走った。

日南海岸国定公園の最南端の岬で、国の天然記念物の御崎馬がすんでいます。4月から5月は、春駒と呼ばれる子馬が多く生まれます。

公式情報 みやざき観光ナビ(都井岬) (新しいタブで開く)

柱状節理の断崖から真名井の滝が落ちる高千穂峡で、貸しボートのオールを真剣に操る主人公

夏 宮崎県・7月中旬

高千穂峡

ボートを、真名井の滝の近くで止めておきたい。オールを細かく動かしながら、口をきゅっと結んでいた。

高さ80mから100mの柱状節理の断崖が約7km続き、落差約17mの真名井の滝が落ちます。エメラルドグリーンの水面を、貸しボートで巡れます。

公式情報 みやざき観光ナビ(高千穂峡) (新しいタブで開く)高千穂町観光協会(高千穂峡) (新しいタブで開く)

夜の湯之平展望所。すぐ後ろにそびえる桜島と、錦江湾の向こうの町明かりを背に、ビー玉ほどの小みかんを見て笑う主人公

冬 鹿児島県・12月中旬の夜

湯之平展望所(桜島)

桜島小みかんをむいたら、ビー玉くらいの大きさだった。小さすぎて、笑いながら一房ずつ大事に食べた。

桜島の北岳4合目、標高373mにある展望所で、一般の人が立ち入れるいちばん高い所です。南岳の荒々しい山肌と錦江湾を間近に望み、桜島小みかんは島を代表する特産品です。

名物桜島小みかん

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沖縄4か所

透きとおった浅瀬と白い砂浜、海へ延びる古宇利大橋を背に、スイカにかぶりついて満面の笑みを見せる主人公

夏 沖縄県・7月

古宇利大橋

浅瀬でスイカにかぶりついた。汁がたれそうになって、あわてて海のほうへ身を乗り出した。服は守れた。

屋我地島と古宇利島を結ぶ全長1,960mの橋で、まわりの海は青のグラデーションに染まります。今帰仁村の名産、今帰仁スイカは日本一早く出荷されます。

名物今帰仁スイカ

公式情報 今帰仁村観光協会(古宇利大橋) (新しいタブで開く)今帰仁村(今帰仁村の名産) (新しいタブで開く)

象の鼻の形の断崖と青い東シナ海を望む万座毛の芝の上で、麦わら帽子姿で両腕を広げて海風を受ける主人公

夏 沖縄県・7月

万座毛

海風が強くて、両腕を広げたら、そのまま飛べそうな気がした。帽子のひもを結んでおいて、本当によかった。

琉球石灰岩の断崖から東シナ海を望む景勝地で、台地の上には天然の芝が広がります。尚敬王が「万人が座するに足る毛(野原)」とたたえたと伝わります。

公式情報 恩納村(万座毛) (新しいタブで開く)

宮古ブルーの海を一直線に渡る伊良部大橋を、赤いオープンカーで走り、満面の笑みを浮かべる主人公

夏 沖縄県・7月

伊良部大橋

左も右も、宮古ブルー。運転に集中しているのに、口もとだけは勝手にゆるんでいた。

2015年に開通した、宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの橋です。車で伊良部島や下地島へ渡れます。

公式情報 おきなわ物語(伊良部大橋) (新しいタブで開く)

エメラルドの川平湾と緑の小島、グラスボートを背に、黒真珠を指でつまんで光にかざす主人公

夏 沖縄県・7月中旬

川平湾

黒真珠を光にかざすと、緑や紫がちらっと見えた。湾の色が、こっそり入りこんでいるのかもしれない。

石垣島の北西にある入り江で、湾口には9つの小島が浮かびます。グラスボートで海の中をのぞけて、湾内では大正時代から黒真珠が養殖されています。

名物川平湾の黒真珠

公式情報 おきなわ物語(川平湾) (新しいタブで開く)