京都府 京丹後市丹後町
経ケ岬灯台、白い灯台と海を初夏に 持ってきた小布にも、丹後の手触りがあるのね
白い建物の向こうには、まっすぐな海の線。胸元で広げた小さなちりめんの布にも、光が当たってる。初夏の午前、岬の景色と丹後の手触りを覚えた物語だよ。
6月下旬の午前、灯台と海を眺めた初夏の場面だよ。白い石の形と、持ってきた丹後ちりめんの小布を見てみて。
夏6月下旬の午前
海を背にした灯台と、小布の手触り
6月下旬の午前、車を降りて歩き、経ケ岬灯台まで来た。山側の道から見ると、白い建物の上に灯台が立って、その向こうに海が広がってる。海岸から見てた水面とは、目線の高さが違うのね。歩いて来たぶん、岬の奥まで着いた気分になった。
バッグから、持ってきた丹後ちりめんのハンカチを出した。小さな四角を両手で広げると、表面の細かな凹凸が指に触れる。薄いピンクの布に光が当たって、折ってたときには見えなかったところまで分かった。海を眺めながら、手元では丹後の織物にも触れられるのがうれしかった。
走り友達が「その布、ちりめん?」って聞いた。うん、この細かな凹凸はシボっていうんだって、と答えたの。布をちょっと傾けると、光の当たり方も変わる。名前だけなら着物の生地を思い浮かべてたけど、こうして手に持つと身近に感じる。友達にも表面を見せて、また丁寧に持ち直した。
顔を上げると、灯台の壁の継ぎ目や、灯室の細い枠が目に入った。遠くからは白い形ひとつに見えるのに、近くでは建物の細かなところまで見られる。手元の小布を眺めたあとだからか、灯台にも目を留めるところが増えた。海の明るさと白い壁を、交互に見てたの。
ハンカチをたたんでバッグへ戻すとき、次に広げたらこの海を思い出しそうだなって考えた。岬まで歩いたことも、灯台の形も、小さな布と一緒に覚えてる。景色を見に行く旅に、土地のものを手に取る楽しみもあるのね。海岸の続きを走る前に、灯室のほうをもう一回眺めた。
ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。
旅先で味わいたいもの
夏の琴引メロン
網野町の砂丘地で育つ、丹後の夏のメロン。販売は例年6月下旬から8月上旬ごろと紹介されてるの。夏の海岸旅のお土産に、甘い果肉と香りを楽しみたいな。
ここで見たいもの
丹後半島の最北端の灯台
経ケ岬灯台は丹後半島の最北端、海を見渡す断崖に立ってるの。車を降りて歩いた先で、白い建物と日本海を眺めたいな。
1898年から海へ向く灯台
明治31年に設置された灯台。海岸の眺めに、白い建物を近くで見る時間も組み合わせたいね。
道と場所のデータ
経ケ岬灯台への徒歩の道
- 駐車場から灯台まで徒歩の時間
- 約20分
- 灯台の建つ断崖の海抜
- 148m
駐車場から灯台へ歩く寄り道。海岸ドライブの途中に、岬から日本海を眺める時間も楽しみたいな。
時間は駐車場から灯台までの徒歩案内、148mは灯台の建つ断崖の海抜だよ。岬を歩く旅の目安にしてみて。
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