三重県 津市・伊賀市
春の青山高原で風車を見上げて 花を見たあと、視線は空の高さへ
写真では風車のある景色を見てたけど、近くで見上げると、羽根が動く高さまで気になるの。5月下旬、ツツジと風車を交互に眺めた高原の午後を読んでみて。
春の花が見える高原で、白い風車の大きさに出会った場面なの。近くの花と高い空、両方を眺めてみたいな。
春5月下旬
肩紐を押さえて、羽根の先まで見上げた
5月の終わり、青山高原へ来た。目の前の低木にツツジが咲いてて、まずは花のほうへ顔を向けたの。そこから視線を上げると、白い風車の羽根が空に大きく広がってた。花を見に来た気持ちが、羽根の先まで追いかけたい気持ちに変わった。
風が吹いて、淡い黄色のカーディガンの前がふわっと動いた。肩からずれかけたバッグの紐を手で押さえ、そのまま風車を見上げる。髪も頬の横に流れてきたけど、片手で耳のほうへ寄せたの。自分に届く風と、あの高いところの風を、いっぺんに想像したくなった。
羽根が回っていくのを見てると、遠くから眺めたときより、一枚の長さがわかる気がした。上へ来た羽根を目で追って、次の羽根が通るのを待つ。走り友達に声をかけられてから、ずっと同じ風車を見てたことに気づいちゃった。動くものをぼんやり眺めるだけで、こんなに時間が過ぎるのね。
友達とちょっと離れた風車も見比べた。手前の大きな姿と、奥の小さく見える姿。そのあいだに木々が続いてて、さらに向こうには山と平野がかすんでる。近くのツツジに目を戻すと、花は風車よりずっと小さいのに、さっきより鮮やかに感じた。見上げて、見下ろして、遠くを見る。視線を動かすたび、違うものが目に入った。
帰りにどこでごはんを食べようかって話し始めても、私はまだ羽根を見てた。伊賀のほうへ下るなら、伊賀牛も気になるな。友達にそう答えてから、ようやくバッグの持ち方を直したの。高原を走るつもりで来たけど、今日は立ち止まって見上げた時間のほうを、長く覚えてそう。
ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。
旅先で味わいたいもの
伊賀牛
伊賀の名物は、ステーキやすき焼き、網焼きで楽しむ伊賀牛。高原を下りて伊賀を巡るなら、ごはんの楽しみに組み合わせたいな。
ここで見たいもの
空へ広がる白い風車
山頂付近には大型の白い風車が並ぶの。回る羽根を目で追うのに夢中で、友達に声をかけられてやっと、同じ風車をずっと見てたことに気づいたよ。
春のアセビとツツジ
高原の草原や遊歩道では、アセビやツツジの群生が紹介されてるよ。見上げた視線をいったん戻して、花を眺める時間も楽しみたいの。
道と場所のデータ
青山高原公園線
- 公園線の紹介距離
- 約10km
- 三角点展望台の標高
- 756m
高原のワインディングを楽しめる道だよ。風車を眺める時間と、三角点展望台の眺めを組み合わせたいな。
距離は津市観光協会が紹介する青山高原公園線、標高は三角点展望台の値だよ。道の長さと、展望する場所の高さを分けて見てみて。
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