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道の駅北海道 美瑛町

道の駅びえい「丘のくら」

JR美瑛駅から歩いて3分。大正6年に建てられた美瑛軟石の倉庫が、今は美瑛の食べ物や手作りの品を買える道の駅になっています。お店に入る前に、ぜひ石の壁に顔を近づけてみてください。百年以上前の壁に、小さな光の粒が埋まっているんです。

季節ごとに、寄った日の話を書いています。

石倉庫の前でヘルメットをシートに置いた青と白のバイクのそばに立ち、片手にソフトクリーム、片手にコロッケを持ち、目を閉じてコロッケをほおばる主人公

夏7月

コロッケとソフト、どっちから食べる?

7月、バイクで丘の道を走ってきた。上り坂でアクセルを少し開けると空が広がって、下りに入ると次の畑が見えてくる。その繰り返しが気持ちよくて、気づいたらお昼をとっくに過ぎてた。石倉庫の前にバイクを停めてヘルメットを脱ぐと、汗で前髪がおでこに貼りついてる。

髪を直すより先に、軽食の文字が目に入っちゃった。美瑛産にこだわったコロッケと、ソフトクリーム。どっちか一つにしようと決めて、1分くらいうんうん悩んで、結局両方買った。悩んだ1分のほうが、よっぽどもったいなかった。

揚げたてのコロッケにかじりついたら、衣がサクッと鳴って、中はあっつあつ。目をつぶってはふはふ。なんとか飲みこんで、すぐソフトクリームで冷やす。今度は冷たさで頭がきーんとして、またコロッケへ。両手がふさがったまま、熱いと冷たいを行ったり来たりしてるうちに、さっきまでの汗がどこかへ消えてた。

ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。

この道の駅について

もとは美瑛倉庫株式会社が大正6年に3棟建てた倉庫で、小豆や大豆などの豆類を貯蔵していました。平成18年に町の施設として生まれ変わり、平成19年3月1日に道の駅になりました。豆の袋が積まれていた場所で、今は旅の人がお土産を選んでいるんです。そう思うと、少し不思議な気持ちになります。

壁の美瑛軟石は、大雪山の噴火で火砕流が積もってできた石です。流紋岩質灰岩と呼ばれ、石英の粒が肉眼で見えるのが特徴なんだそうです。町内の村山地区で大正5年から昭和44年ごろまで採掘されて、建築や土木工事に広く使われました。JR美瑛駅の駅舎も、同じ石で建てられています。

内装には美瑛産のカラマツが使われていて、2階はイベントスペースです。美瑛に縁のある人たちの写真展や個展が開かれます。自分の目で丘を見たあとに、ほかの人が切り取った美瑛を見るのも面白いですよ。

ここで楽しめること

香麦食堂

美瑛の野菜が主役のカレーや、コーンバターラーメンなど、美瑛の素材を使った料理が食べられます。しっかりお昼にしたい日に。

軽食

美瑛産にこだわったソフトクリームやコロッケがあります。丘めぐりの途中に、片手で食べられるのがうれしいところです。

売店

町内にアトリエを持つ人たちの木工品や陶芸品、農産加工品、ここでしか買えないお土産が並んでいます。

場所

JR美瑛駅から歩いて3分です。場所は北海道上川郡美瑛町本町1丁目9-21で、無料の駐車場とEV充電スタンドがあります。