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北海道・斜里町峰浜

天に続く道 道の先に沈む夕日へ、両手を広げて

秋分のころ、長い一本道の先へ夕日が沈んでいく眺め。ぴたりと重なった瞬間、私は両手を広げちゃった。太陽が消えたあとも帰りたくなかった、秋の夕方の話を読んでみて。

秋分のころの夕日を眺める旅。道の先と太陽が重なって、私はうれしさを体の中だけに収められなかったの。

畑と防風林の間をまっすぐ延びる天に続く道の先に沈む夕日へ、両腕を広げる主人公の後ろ姿

秋9月下旬(秋分のころ)

夕日が道の先に重なって、両手を広げた

夕方、天に続く道の先を眺めてた。畑と防風林の間をまっすぐ延びる道が、遠くへ行くほど細くなって、空の下へ溶けていくみたい。ここまで来る間も、ずいぶん長い道だな、って思ってたけど、上から見ると長さがぜんぜん違う。思わず息をのんじゃった。

その道の先へ、夕日が少しずつ下りてきた。さっきまで別々に見えてた道と太陽が、だんだん近づいてる。もう少しで重なるかな、って思うと、目が離せなくなった。きれい、だけじゃ足りない気がして、何か言おうとしたのに、言葉が出てこなかった。

ぴたりと道の延長に夕日が重なった瞬間、胸がどきっとした。道がほんとに空へ続いたみたいで、私は両手を広げちゃった。何かをつかもうとしたわけじゃないの。ただ、この景色を見てるうれしさが、体の中だけには収まらなかった。

腕を広げたまま、ちょっと笑った。夕日を見に来たのに、私まで何かの合図を送ってるみたい。今ここだよ、って、太陽に知らせたかったのかな。返事なんて来ないのに、道の先へ向かって、まだ沈まないで、って心の中で言ってた。

でも夕日は、そのままゆっくり下りていく。道に届いてた光が変わるたび、さっきの瞬間がもう戻ってこないことに気づく。写真に残すのも好きだけど、今日はこのまま見ていたかった。両手を下ろしても、胸の高鳴りはなかなかおさまらなかったの。

太陽が地平線の向こうへ消えたあとも、しばらく道の先を眺めてた。帰ったら走り友達に、両手を広げたところまで話そう。きっと少しからかわれるけど、それもいいかな。あのとき、どれくらいうれしかったのか、言葉だけより伝わる気がするから。

ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。

この場所の画像1枚

  • 北海道・斜里町峰浜・秋

地域の名物

知床・ウトロで楽しむ秋鮭

知床・ウトロ地域の道の駅うとろ・シリエトクのレストランでは、秋に一等検の秋鮭を使ったメニューが紹介されてるの。知床方面の旅に食事の立寄りも組み合わせるなら、私は秋鮭を選んでみたいな。夕日だけじゃなくて、秋の味まで覚えて帰りたくなるね。

見どころ

28.1kmの一本道

天に続く道は、国道244号から334号を結ぶ全長28.1kmの一直線道路。遠くへ行くほど細く見えて、天まで続いてるように感じられるの。私は着くまでに感じてた道の長さより、見下ろした景色の大きさに驚いちゃった。

秋分のころ、道の先に沈む夕日

春分の日と秋分の日あたりには、道の延長線上へ夕日が沈む眺めが紹介されてるよ。私は秋の夕方、太陽が道の先に重なった瞬間に胸がどきっとした。帰ってからも、両手を広げたときのうれしさまで思い出せるの。

名も無き展望台からの全景

丘の頂上近くにある「名も無き展望台」からは、天に続く道の全景とオホーツク海を一望できるよ。長い道を眺める時間も、この場所の楽しみなの。私は夕日を見たあと、今度は昼の広がりもじっくり眺めたくなった。

行き方と道の楽しみ

峰浜・天に続く道への行き方

JR知床斜里駅から車で
約15分
女満別空港から車で
約90分

JR知床斜里駅から車で約15分、女満別空港から約90分。ウトロから国道334号線を斜里方面へ進んで峰浜で左折し、ウナベツスキー場のゲレンデを上り、突き当たりを右折すると天に続く道が見えてくるよ。私は到着して道を見渡したとき、ここまで来てよかった、って息をのんだ。

場所は北海道斜里郡斜里町峰浜。公式案内の駐車場は8台、無料なの。下の地図から天に続く道を開いて、長い一本道を眺める旅を考えてみて。私は秋の夕方の景色が、今も忘れられないの。