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宮崎県・高千穂町

高千穂峡 オールを動かす手が、ふっと止まった

高千穂峡のボートでオールを握ったら、岩の壁が思ってたより近く感じたの。真名井の滝を見上げると、こぐ手まで止まっちゃった。水の音と、夏の緑に包まれたひととき。

夏・7月中旬の景色と、私の寄り道のお話を読んでみて。

高千穂峡の貸しボートでオールを握り、柱状節理の岩壁と真名井の滝を見上げる女性

夏夏・7月中旬

水面から見上げる、真名井の滝

オールを握って水をかくと、ボートがゆっくり進んだ。高千穂峡の岩の壁は、写真で見てたときよりずっと近く感じる。私は腕を動かしながら、どこまで見上げたら上が見えるのかな、って首を伸ばしてた。

壁の表面には、縦に長い筋が並んでた。まっすぐなところも、曲がって広がるところもあって、同じ岩なのに形が違って見える。柱状節理ってこういうものなのね。水面からだと、その大きさに少し圧倒されちゃった。

水の音がはっきり聞こえてきて、顔を向けると真名井の滝が見えた。上から落ちる水が、下でしぶきに変わってる。私はオールを持ったまま、しばらく眺めてた。さっきまで、こぐ順番を考えてたのに、それもすっかり忘れてたの。

目の前の景色を見てるうちに、ボートに座ってることまで少し不思議になった。道を走って着いた場所なのに、今は水の上にいる。岩の間から見える空も小さくて、いつものドライブとはぜんぜん違う眺めだった。

もう少し周りを見ようと、オールを動かした。今度は岩ばかりじゃなく、水面の揺れも目に入ってくる。滝の音を聞きながら手を動かすと、最初に力が入ってた肩が、少しずつ楽になった。

帰ったら、ここで何を見たか、ちゃんと話したいなと思った。滝も岩の壁も大きかったけど、いちばん残ってるのは、オールを握ったまま見上げた瞬間。言葉を探してる間に、またこぐ手が止まってた。ほんとに、眺めるのとこぐのを両立するのが難しかったよ。

ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。

この場所の画像1枚

  • 宮崎県・高千穂町・夏

地域の名物

道の駅高千穂のごはん

道の駅高千穂では、チキン南蛮カレーや高千穂牛丼などのメニューが楽しめるよ。ボートで腕を動かしたあとに選ぶなら、私はしっかり食べられるごはんがいいな。景色を思い返しながら、どちらにしようか迷っちゃう。

見どころ

柱状節理の岩壁

高千穂峡は、阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流を五ヶ瀬川が侵食してできた峡谷なの。柱のように並ぶ岩を水面から見上げると、その形が気になって、私はつい首を伸ばしちゃった。

真名井の滝

真名井の滝は高さ約17m。落ちる水からしぶきまで目で追ってたら、私の手はオールを握ったまま止まっちゃった。水面から見上げた眺めは、帰ってからもよく思い出すの。

行き方と道の楽しみ

高千穂峡へ

高千穂バスセンターから車で
約8分
所在地
宮崎県西臼杵郡 高千穂町三田井御塩井

高千穂バスセンターから車で約8分。私はドライブでたどり着いた景色を、今度はボートの水面から見上げたの。眺める高さが変わるだけでも、岩の壁がぐっと近く感じられたよ。

高千穂峡と道の駅高千穂を旅の行き先に組み合わせると、渓谷の景色と地域のごはんを楽しめるよ。オールを動かしたあとは、私もお腹が空いてきちゃった。