群馬県上野村
上野スカイブリッジへ 白い柵の向こうに、秋の谷が広がる
車を降りて、上野スカイブリッジを歩いて渡ろう。全長225mの橋では、白い柵の向こうに紅葉した山と深い谷が見える。渡った先のまほーばの森まで足を延ばすと、景色と休憩を一緒に楽しめるね。
秋の山が色づく日に、午後の橋を歩く場面。川和自然公園からまほーばの森へ、谷を眺めながら渡ってみよう。
秋10月下旬・晴れた午後
白い柵の向こうに、秋の谷が広がる
川和自然公園に車を置いて、走り友達と上野スカイブリッジへ向かった。入口から橋を見ると、白い柵が向こうの山までまっすぐ続いてる。両側に並ぶ細い吊り材、その上を通る太いケーブル。先の塔を目で追ってから、橋の床へ足を乗せた。車で山道を走ってきた時間から、今度は自分の歩幅で景色を見る時間へ。ここではちょっとゆっくり行きたいね。
淡い紫の上着の前を片手で押さえると、谷から来る風が袖を通り抜けた。白いトップスにカーキのカーゴスカート、足元は黒いブーツ。橋の床には柵の影が長く並んで、歩くたびに靴が明るい場所と影を交互に通る。友達がちょっと先で立ち止まった。私も隣へ行って同じ方を向くと、近くの枝よりずっと奥まで山が重なって見えた。
橋の高さは90m。白い柵越しに下を見ると、木が茂った斜面が谷の方へ続いてる。見上げる紅葉とは違って、ここでは山の色づきを横から、さらに上から眺められる。黄色い葉のまとまりを探してた目が、その奥の山へ移った。手前の斜面と遠くの稜線が一度に見えるから、写真を撮る前にも、まず眺める時間がほしくなる。
「半分くらい来たかな」と友達に聞くと、向こうの塔へ目をやってから私の方を見た。全長225mの橋だけど、途中で景色を見るたびに足が止まる。時計を見て歩くより、この谷をゆっくり渡る方が今日は合ってそう。もう一回歩き出すと、右側の山が近づいてくる。入口で遠くに見えてた木々が、今は葉の形まで分かるくらいになった。
渡った先はまほーばの森。橋を離れて振り返ったら、自分たちが歩いてきた白い線が谷を横切ってた。カフェで休みながら、今度はここのバーベキューもいいね、と友達と話す。上野村特産のイノブタを焼いて食べる日も、こんな橋の散歩と組み合わせたい。帰りの山道には「PROJECT START」を選ぼうかな。もうひとつ景色を見に行きたくなる午後だった。
ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。
旅で味わいたい名物
上野村特産のイノブタ
まほーばの森のバーベキューには、上野村特産のイノブタ肉を使うプランがある。甘くコクのある脂と柔らかな肉を、橋の散歩と合わせて味わいたいね。
見どころ
谷の上から眺める紅葉
高さ90mの橋から、木々に覆われた谷と山の斜面を眺められる。近くの葉から奥の稜線へ目が移ると、写真を撮るより先に、ここでじっくり見てたくなったの。歩き出しても景色を見るたびに足が止まっちゃった。
白い柵の先にある森
全長225mの橋を渡ると、まほーばの森へ着く。カフェの休憩や森で過ごす時間と組み合わせたいね。
歩いて渡る橋のデータ
上野スカイブリッジ
- 橋の全長
- 225m
- 橋の高さ
- 90m
川和自然公園とまほーばの森をつなぐ、歩行者専用の吊り橋。
225mは橋の全長、90mは橋の高さ。車で走る道の距離や高低差とは分けて、徒歩の寄り道を考えよう。
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