大分県 中津市
一目八景(耶馬溪)を巡る 岩峰を見上げて、手のひらの紅葉へ
秋は渓流や岩肌を紅葉が彩るよ。私は駐車場で車を降りてから一目八景展望台へ。大きな岩峰と、手のひらにのる葉っぱを見比べた午後の話をするね。
紅葉の深耶馬溪を歩いた私の話と、一目八景の見どころを読んでみて。
秋11月の午後
岩峰を見上げて、手のひらの紅葉へ
車を停めてドアを開けたら、見上げた木々のずっと上に岩の峰が突き出してた。11月の深耶馬溪。紅葉を見に来たつもりだったけど、この岩の大きさまで目に入ったら、なかなか顔を下ろせなかったの。谷の両側が迫ってくるようで、車を降りただけでも胸が高鳴った。
駐車場で足もとに落ちてた葉っぱを拾い、指先でそっと持ち上げた。ミントのニットの袖から出た手に、先のとがった葉がちょうど収まる。あんなに広がって見える紅葉も、近くで見るとこの小さな葉の集まりなのね。葉脈まで見たくなって、光のほうへちょっと傾けた。
葉っぱに夢中になってたけど、今日は岩峰も見に来たの。赤いオープンカーを置いて、一目八景展望台へ向かった。蕎麦屋や旅館の並ぶあたりにある展望台からは、周囲の岩峰群が見渡せるんだって。谷を歩いて近づくうちに、さっき駐車場で見えた岩の続きを早く見たくなった。
展望台で眺めると、木に覆われた斜面の間から、形の違う岩がいくつも現れた。一度に8つの景色が見えるから、一目八景っていう名前なのね。名前を知ってから顔を上げると、ただ大きい岩だったものに、一つずつ目を向けたくなる。気づけば、さっきまで手に持ってた葉っぱのことも忘れて見入ってた。
岩を眺めたあとは、近くでそばを食べた。歩いてるあいだも谷の上のほうが気になってたから、座ってお箸を持つと、やっと体の力が抜けた気がする。口へ運んでゆっくり噛みながら、あの岩の輪郭を思い出した。紅葉だけじゃなく、岩の形まで覚えて帰れそうなのがうれしかった。
駐車場に戻ると、車の向こうに午後の紅葉がまだ広がってた。拾った葉はそっと地面へ戻して、もう一回、谷の奥を見上げる。小さな葉から大きな岩まで、今日はずいぶん遠くへ視線を動かしたのね。車に乗る前のこの眺めも覚えておきたくて、しばらくドアを開けずに立ってた。
ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。
名物
そば
一目八景展望台の周りには蕎麦屋があるよ。岩峰を見上げて歩いたあとにそばを食べると、眺めた景色を思い返す時間まで楽しめたの。
見どころ
岩峰群を一度に見渡す
一目八景は、周囲の8つの景色を一度に眺められることから名づけられたの。私は大きさに驚いたあと、峰ごとの形をじっくり見たくなった。
展望台と川向こうの遊歩道
川向こうには遊歩道もあって、展望台とは違う眺めを楽しめるよ。次は歩く時間を長めにとって、岩を別の向きから見てみたいな。
道のデータ
一目八景周辺
深耶馬溪で車を停めて、展望台へ歩いていくの。谷が近づく時間も好きだった。
車を降りたら、まず谷を見上げてみて。私も出発前から紅葉に見とれちゃった。
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