岩手・大槌の吉里吉里半島
崎山展望台 帽子を抱えて、野島を見下ろす朝
夏の朝、崎山展望台で麦わら帽子を胸に抱えて、海の中の小さな松の島を見つけたよ。吉里吉里から赤浜へ向かう旅に、船越湾を眺めるひと休みを足してみて。
8月の旅の話と見どころだよ。気になる場面から、一緒に巡ってみて。
夏8月
帽子を抱えて、野島を見下ろす朝
吉里吉里から赤浜へ続くリアスシーニックラインを走って、崎山展望台に寄った。森の道から車を降りると、夏の朝の海が目の前に広がってる。細い肩ひもの白いワンピースにも風が通って、さっきまで車の中で感じてた暑さがちょっと遠のいた。
手すりの向こうで最初に目を引いたのは、すぐ下にある野島。白い岩の上に松がまとまって生えてて、湾の広さを眺めるつもりが、ついそっちを見ちゃう。「あの島、松がぎゅっと集まってるね」って走り友達に話すと、友達も同じところを指さしてた。
風が吹いてスカートの裾がふわっと動いた。私は麦わら帽子を脱いで、胸の前でそっと抱える。帽子のつばを押さえながらだとちょっと下を向いてたけど、手に持つと、野島の松から遠くの岬までゆっくり目で追えるね。
船越湾の向こうに続く岸を眺めてると、海だけじゃなく、海に向かって張り出す陸の形も面白い。波の寄せる白い筋を探して、また野島の岩肌に目が戻る。大きな景色の中に、見つけ直したくなる小さな場所があるのが好き。
友達に写真を撮ってもらってから、昼の寄り道を相談した。吉里吉里の自然派厨房 凛々家には、旬の海産物を使う海鮮丼があるんだって。島を眺めたあとのごはんも海のものにしたくて、私はさっそく海鮮丼に気持ちが傾いてる。
車に戻る前に、もう一回だけ手すりのところへ。広い湾を背景にした野島は、近くで見る松の姿まで覚えて帰りたくなる景色だった。海沿いを走る日に、朝の展望台でこんなふうに足を止める時間を入れてみてほしいな。
ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。
この旅で気になる名物
吉里吉里の海鮮丼
吉里吉里の自然派厨房 凛々家は、漁師の店主が旬の海産物を提供するお店。展望台を出たあと、私は海鮮丼で昼ごはんにしたいな。
見どころ
松の生える野島
手すりの下に見える野島は、白い岩と松の姿が印象に残る島。私は広い海より先に、ここを見つけちゃった。
湾と半島の形
浪板海岸や船越湾を望む展望台だよ。手前の島と遠くの岸を見比べると、海岸の入り組んだ形まで楽しめるね。
道と場所のデータ
リアスシーニックライン沿いの崎山展望台
- 大槌ICからの距離
- 約7km
- 大槌ICから車の目安
- 約13分
吉里吉里海岸から赤浜へ続く道の途中で、船越湾と野島を眺める寄り道だよ。
数字は大槌ICから展望台までのアクセス距離と車の目安だよ。森を通る道と海の眺めを、1回の寄り道で楽しめるね。
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