香川県三豊市・荘内半島
紫雲出山 春の山頂で、近くの花と遠い瀬戸内海を眺めよう
手のひらのすぐ上に桜。その向こうには、海に浮かぶ島の影が重なってる。
春の午後遅く、桜のそばで島々を眺める場面を読んでみてね。
春4月上旬の午後遅く
花の下に手を添えて、海の方を見た
山頂へ向かう遊歩道を歩いて来たら、桜の向こうに海が広がった。私はベージュのトートを持ち直して、近くの枝の前で立ち止まる。花を見に来たつもりだったけど、海まで一緒に見えるのがうれしいね。遠くの島は、午後の薄い光の中に重なってる。
ちょうど目の近くに桜の枝があって、私は手のひらをその下へ添えてみた。小さな花が、手のすぐ上で揺れてる。近くで見ると、山の上から眺めてたときより花びらの色がよく分かるね。淡い水色のカーディガンの袖を少し上げて、しばらくその枝を眺めた。
走り友達が「花の向こうにも島があるね」って海を指した。私は顔を上げて、手前の大きな島の後ろを見た。さっきはひとつの島に見えてたところにも、別の影が重なってる。桜を近くで眺めて、また遠くの島を見る。そのたびに、同じ景色に見つかるものが増えていく。
友達と少し並んで、今度は花と海を一緒に眺めた。薄紫のスカートの裾に風が触れて、私はトートを体の近くへ寄せる。どの島まで見えてるのかな、って話してるうちに、山頂で過ごす時間が長くなってた。今日はもう少しここにいたい、と自然に言えちゃうね。
花のそばから一歩戻って、私は山頂の遺跡館にも寄ってみたくなった。喫茶コーナーには紫雲出山のオリジナルドリンクがあるんだって。桜と海を見たあとの一杯に選びたいな。友達とうなずき合ってから、さっき見つけた遠い島へ、もう一回目を向けたよ。
夏6月下旬の晴れ間、午前10時30分ごろ
山頂へ行く前に、花のそばでもう少し
6月下旬の紫雲出山へ、アジサイを眺めながら山頂を目指す散歩に来た。遊歩道の脇に花房が続いてて、私は思わず歩く速さをゆるめちゃった。遠くの景色を楽しみにしてたのに、こんなに近くにも見たいものがあるのね。木々の間に晴れ間の光が入って、花のそばで立ち止まった。
スマホは手に持ったまま、まずは目の前の花を覗いてみる。丸いひとかたまりに見えた花房も、近くなら小さな花が集まってるのが分かる。写真を撮ろうとしてたはずなのに、画面を上げるのを忘れちゃった。今見えてるこの細かさまで、ちゃんと覚えて帰りたいな。
走り友達が先から振り返って、「そこ、気に入った?」って笑った。私はうなずいて、花の続く方へ目を向ける。今いるところだけでも十分かわいいのに、道の先にもまだ咲いてる。あの花も見てから行こう、って言ったら、友達が私のそばへ戻って来た。
今度は一緒に歩いて、気になった花の前でまた足を止めた。友達は「山頂に着くまで、ずいぶんかかりそうだね」って楽しそう。私はそのつもりじゃなかったんだけど、もう急いで先へ行く気がなくなってる。目的地までの道を、こんなに名残惜しく歩くこともあるのね。
しばらくしてスマホを構え、花と道を一緒に撮ってみた。画面の奥へ歩道が続いてると、ここを歩いて来た時間まで思い出せそう。撮った写真を友達に見せたら、「次に来たら、ここでまた止まりそう」って言われちゃった。たぶん、その通り。花のそばでしゃがみ込みたくなるくらい、じっくり眺めてたもの。
写真を見終えてから、私たちは山頂へ向けて歩き出した。着いたら遺跡館の喫茶コーナーで、紫雲出山のオリジナルドリンクを選びたいな。ひと休みしながら、さっき撮った散歩道の写真も見返そう。海を見る楽しみに、花のそばで過ごした時間まで増えて、今日ここへ来たのがめちゃくちゃうれしくなったよ。
ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。
名物
紫雲出山オリジナルドリンク
山頂の遺跡館の喫茶コーナーで味わえる、紫雲出山のオリジナルドリンク。私は桜と島々を見たあとの一杯に選びたいな。
見どころ
桜の向こうに重なる島々
山頂展望台から望む瀬戸内海の多島美。私は桜を近くで眺めてから、遠くの島へ目を向けたいな。
荘内半島の山頂を歩く
標高352mの紫雲出山へ、遊歩道を歩いて山頂を目指そう。花を眺める時間に、山頂の遺跡館も組み合わせたいね。
紫雲出山へのアクセス
荘内半島の紫雲出山へ
- JR詫間駅からの所要時間
- 車で40分
- 紫雲出山の標高
- 352m
駅からの所要時間と山頂の標高だよ。山頂の遊歩道では、花を眺めながら歩きたいな。
荘内半島をめぐる旅に、山の上で桜を見る時間も入れたいね。
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