群馬県中之条町六合地区
野反湖へ 黄色い花の向こうに、山の湖を見つけた
野反湖の夏は、7月上旬から中旬のノゾリキスゲを見に行きたいね。野反峠近くで車を降りて、黄色い花の向こうに広がる湖を眺めよう。近くの花から、山に囲まれた遠くの湖へ目を移す時間が楽しそう。
ノゾリキスゲは7月上旬から中旬が見頃。野反峠近くの歩ける道から、花の斜面と湖を一緒に眺めよう。
夏7月上旬・晴れ間のある午後
黄色い花の向こうに、山の湖を見つけた
野反峠の近くに車を止めて、湖が見える方へ歩いた。足元は土と小石の道。ちょっと進んで顔を上げると、山の間に野反湖が広がってた。湖へすぐ手が届きそうな場所ではなくて、斜面の上から水辺を見下ろす場所。右側の岸が湖へ張り出してて、その向こうまで水面が続いてる。登ってきた山道の先に、こんな広い景色が待ってたのね。
白い短めのトップスにカーキのカーゴスカート、黒いブーツ。小さな鞄を脇に寄せて立ち止まった。道の左側の草地には、黄色い花が咲いてる。野反湖ではノゾリキスゲと呼ぶ花。茎の先で開いた花をひとつ見て、その後ろへ目を移すと、さらにいくつも続いてた。湖ばかり見て歩くつもりだったのに、ここでは足元の近くにも見たいものがある。
花に顔を向けたまま、道の上でちょっと位置を変えた。近くの花、その先の湖、奥の山。見る順番を変えるだけで、同じ場所でも違う写真になりそう。鞄からスマートフォンを出したけど、画面の中をのぞく前にもう一回そのまま眺めた。広い景色を1枚に入れたい気持ちと、花を近くから写したい気持ちで迷う。まずは、ここに立って見えた湖を残そうかな。
雲がゆっくり流れて、日差しが水面に当たる場所も変わっていく。山の緑の間にある湖を見てると、空まで広く感じる。野反湖は標高1500mの場所にある湖で、周囲は12km。今日は一周するより、この斜面から花と湖を眺める時間をたっぷり取りたい。しゃがんで花を見たあとに立ち上がると、さっきと同じ湖がもう一回大きく見えた。
車へ戻る頃には、走り友達に話したいことがいくつもできてた。黄色い花の写真だけじゃなくて、あの岸の形や、山の間へ続く水面も見せたい。帰り道では六合の花豆をおみやげに探そう。甘く煮た豆を食べながら、今日の写真を一緒に見られたらいいね。湖へ向かう時間に選んだ「ROUTE 1 - ASHINOKO」も、今度はこの場所を思い出しながら聴いてみたい。
ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。
旅で味わいたい名物
六合の花豆
高原で大きく育つ花いんげんは、六合地区の特産。甘く煮た花豆を、旅のおみやげに選びたいね。家で写真を見返す時間にも合いそう。
見どころ
ノゾリキスゲと湖
草の斜面に咲く黄色い花の向こうへ、山に囲まれた湖が広がる。私は湖ばかり見るつもりだったのに、近くの花も写真に残したくなって迷っちゃったの。スマートフォンの画面をのぞく前に、もう一回そのまま眺めたくなった。
野反峠近くから見下ろす景色
湖へ張り出す岸や、奥へ続く山並みまで見渡したいね。ちょっと歩いては立ち止まる、夏の寄り道にしよう。
湖の広さと高さ
野反湖
- 湖の周囲
- 12km
- 湖の標高
- 1500m
山に囲まれた湖。夏は湖畔のノゾリキスゲも眺めたいね。
12kmは湖の周囲、1500mは湖の標高。車で走る道の距離や、遊歩道の一周距離としては扱わず、眺望と散策を選ぶ目安にしよう。
ほかのスポット記事
この記事が気に入ったら、次はこのあたりもどうぞ。どこも季節を変えて何度も会いに行った場所です。