熊本・水俣
湯の児チェリーラインへドライブ 春の海沿いを走って、大崎鼻公園で桜の下を歩く
私が好きになったのは、花を見上げたあとに、枝のすき間から海を見つける瞬間。桜も海も一度に欲張るより、ひとつずつ気づくお散歩が楽しかったよ。
桜の遊歩道で花びらを待った日の話なの。海沿いのドライブと、車を降りたあとの春を楽しんでね。
春3月下旬〜4月上旬
桜を見上げて、海を見つけて
湯の児チェリーラインへ向かったのは、3月下旬の晴れた午前。海沿いを進むと桜の枝が道のそばに続いてたよ。私はハンドルを握って前の道を見ながら、走り友達に「降りたら、花の下を歩こうね」って話したの。
大崎鼻公園で車を降りて、薄い緑の羽織の袖をちょっと直した。桜の下へ入ると、目の前の道がゆるく曲がってて、先にも花が続いてるの。車から見た並木と違って、ここでは枝の細かなところまで見上げられた。
左の柵の向こうを見たら、木と木の間に海がちょっと見えたよ。さっきまで花ばかり追ってたから、その小さな眺めがうれしくて。友達に「海も見えるね」って言ってから、私はその場所で足を止めたの。
風が通ると、桜の花びらがひとつ落ちてきた。私は片手を開いて、その動きを目で追ってたの。すぐ手に乗ってくれるわけじゃないのに、次の花びらまで待ちたくなっちゃった。
園路を歩いて戻る頃には、薄紫のスカートの裾が風でちょっと揺れてたよ。花を見上げたり、海のすき間を探したりしてると、短い散歩でもずいぶんゆっくり過ごせるね。私は車へ戻る前に、もう一回だけ枝を見上げた。
そのあとは水俣の市街地へ寄って、矢城食堂のちゃんぽんを選んだの。具をひと口、麺をひと口って食べてたら、散歩のあとのお腹にちょうどよくて。帰り道の曲を選びながら、来年も桜と海を見に来たいなって思ったよ。
ストーリー部分はスポットをイメージしたフィクションです。正確な情報は、公式の観光サイトや情報サイトをご確認ください。
名物
水俣のちゃんぽん
水俣市街地の矢城食堂では、具だくさんのちゃんぽんが人気なの。花を見て歩いたあとは、麺も野菜もゆっくり味わいたくなったよ。
見どころ
桜と不知火海が続く道
約5km続く海沿いの桜道なの。ドライブのあとに歩いて見ると、頭の上の花と、その向こうの海を交互に楽しめたよ。
大崎鼻公園のお花見
道沿いの公園でゆっくり桜を見られるの。私は花びらを追って片手を開いたまま、次の風を待っちゃった。
道と散策のデータ
湯の児チェリーライン
- 桜並木の区間
- 約5km
- 熊本市中心部から車
- 約100分
不知火海沿いの桜道。公園で車を降りると、花と海を歩く速さで眺められるの。
約5kmは桜並木が続く区間、約100分は熊本市中心部からの車のアクセス目安だよ。
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