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PROJECT ZQQ
日本語

熊本県 阿蘇市・高森町

阿蘇の四季

カルデラの縁から見下ろすと、町も田んぼも道も、ひとつの大きな器に収まっている。阿蘇は、世界の大きさが一段上がる場所だ。

赤いオープンカーのドアを開けて座り、遠くの草原の斜面を進む野焼きの炎と煙を見つめる主人公
春2月〜4月頃

阿蘇の野焼き

早春の阿蘇では、枯れた草原に火を入れる。遠くの斜面を炎の線がゆっくり進んで、白い煙が空へ高く上っていった。

車のドアを開けたまま、膝を抱えて見ていた。この広い草原は、こうして人の手で守られてきたのだと思う。

夏の草千里ヶ浜で、ガイドが引く馬に乗って鞍をにぎる主人公と、横を歩いてからかう友達。奥に池と山、中岳の噴煙
夏

草千里ヶ浜

草千里ヶ浜で、引き馬に乗った。ガイドさんが手綱を引いてくれているのに、私の両手は鞍から離れない。

横を歩く走り友達は、ずっと楽しそうにからかってくる。でも馬の背中は高くて、中岳の噴煙までよく見えた。

日の出前の大観峰で、雲海に浮かぶ阿蘇五岳を前に、毛布にくるまってあくびをする主人公と、少し離れて缶コーヒーを放る友達。後ろに赤い車と黄色い車
秋初夏・秋〜冬

大観峰の雲海

日の出前の大観峰。カルデラが雲で満たされて、その向こうに阿蘇五岳が浮かんでいた。お釈迦様の寝姿に見えるらしい。

毛布にくるまって見ていたら、盛大なあくびが出た。寝姿を見ると、眠くなる。そこへ友達が、温かい缶コーヒーを放ってきた。あくびの途中のまま、片手で受け取る。

雪と樹氷で真っ白な冬の草千里で、しゃがんで霜の枝をスマホで撮る主人公
冬2月中旬ごろまで

草千里の樹氷

冬の草千里は、池まで凍って一面が白い。霜で真っ白になった枝を見つけて、しゃがんでスマホを構えた。

ピントが合うまで、息を止める。止めすぎて、少し苦しくなった。

歴史

阿蘇神社

阿蘇神社の楼門は、熊本地震で倒れたあと、時間をかけて組み直された。門を見上げると、帰ってきてくれた、という気持ちになる。

  • 社記によれば、創建は孝霊天皇9年(紀元前282年)。二千年以上の歴史を持つ神社です。
  • 楼門は九州最大の規模を誇り、阿蘇神社のシンボルとして親しまれてきました。
  • 平成28年の熊本地震で倒壊した楼門は、令和元年度から令和5年度にかけての工事で組み立て直されました。

パワースポット

上色見熊野座神社

上色見熊野座神社の参道には、灯籠がずらりと並ぶ。その奥の穿戸岩には、大きな穴が岩山を貫いていた。どんな目標も突き抜ける象徴だそうだ。鼻歌のサビの高音も、どうか突き抜けますように。

  • 参道には、100基近くの灯籠が並びます。
  • 神殿の後ろの穿戸岩(うげといわ)には、縦横10メートル以上の大きな風穴があります。健磐竜命の従者、鬼八法師が蹴破ったと伝えられています。
  • 大きな風穴が岩山を貫いていることから、困難な目標でも必ず達成できる象徴として、「合格・必勝」のご利益で評判です。